りったん出演舞台『一瞬の風になれ』の初日を観劇してきました。
原作小説は読んでいたので、ストーリーは分かっており舞台で陸上をどう表現するかを楽しみにしていました。
センターの前から5列目での観劇で役者さんの表情がよく見えました。
見終わった最初の感想は『青春』この一言につきました。
そして台本が本当に良い舞台だと感じました。
嫌な人間が誰もいないので本当に爽やかな余韻を感じられる舞台でした。
予想外に泣きすぎて自分でもビックリしました。
ストップモーションを上手く使いしっかり走りの表現が出来ていたので物語に没頭できました。
それぞれの選手の走り方のフォームに特徴があるのも楽しかったです。
普通に走るのの倍は疲れそうな表現に出演者皆さんの頑張りが表れていました。
オープニングはまさかのフォーメーションダンスがありました。
皆ダンスキレキレで運動能力の高さがうかがえました。
風のイメージだと思うんですが何度かターンする振りがあり、その振りのりったんのしなやかさが凄く好きでした。貴重な制服姿のりったんめちゃくちゃ可愛かったです。
舞台スクリーンに役名と出演者名が映し出されながら、出演者がバトンを渡していく演出にすごくワクワクしました。
場面場面の切り替えなど随所で映像がいい仕事をしている舞台で、季節の移ろいや場所の移動が分かりやすく演出されていたのも良かったです。
りったんの役は元気でサバサバ系の女の子『鳥沢圭子』ちゃん
出番はそれほど多くはありませんが、女子組の可愛さに始終キュンキュンしてました。
要所要所で出てくる淡い恋心もまさに青春で良かったです。
このこのってつつきまわしたくなる可愛さ。
サバサバなのにちゃんと乙女の部分もある圭子ちゃんが大好きになりました。
そして普段のりったんとは違い感情爆発させて叫ぶ姿が新鮮出した。
普段の言葉遣いが丁寧なので余計にギャップがあり役柄の幅がまた広がった印象でした。
そしていつも舞台を見るたびに思うのですが、活舌がいいので台詞が聞き取りやすいし、姿勢がいいので舞台映えするなと改めて感じました。
1.一ノ瀬連を土下座させたあとの満足そうな顔。
ちょっといや大分嬉しそうな圭子ちゃんが可愛いです。
2.市川先輩が決勝に進めなかった時の悔しさで感情爆発させるシーン。
頭で分かっていても上手く処理出来ない感情があふれてくる感じが本当に良かった。つられて一緒に泣いてしまい涙なしでは見れない。
3.怪我した連に『ちゃんと治してまた走ろう』とかける声の震え。
いつも強気ではっきり言う圭子ちゃんが、連の気持ちが分かるからこそめちゃくちゃ心配だけど強く言えない葛藤が感じられてここも涙なしでは見れない。
カーテンコールの挨拶
主演の富本惣昭さんと準主演の織部典成さんの二人が挨拶したのですが、二人とも噛みまくる(笑)
織部さんに至っては自分の頬を叩いたらマイクに当たって爆音が響くオチがつきました。
大塚先生役の宮本大誠さんが噛みすぎだろっとツッコミ入れてました。
二人とも楽屋で挨拶の練習すると言ってたので千秋楽はきっと立派な挨拶が聞けると思います(笑)
カーテンコールの挨拶すら青春を感じてしまう素敵な舞台でした。
他にも沢山あるのですがこのくらいにしておきます。
他の出演者さんも皆素晴らしかったのです。長くなってしまうので2回目の観劇感想に個々の出演者さんの感想を書こうと思います。
2回目の感想はこちら
グッズでりったんのプロマイド16種類も出してもらえて嬉しい。
しかしお財布は悲鳴でした(笑)
DVDも出るので今から楽しみです。
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